スポンサーリンク

過去の自分に伝えたいこと5選‼~建設業界に就職したい学生の皆さんへ~

転職の体験

建築業界はとても門戸が広い業界です。

若手社員が少ないことも相まって、建設業界に就職すること自体は難しくないかと思います。が、企業格差が激しいのもこの業界の特徴です。あなたには「なんでこんな会社に入社してしまったのだろう」と後悔してほしくありません。

私の高校生時代や専門学校時代を振り返ると就職について「あの時あれをやっておけばよかった」と後悔し、また「なんで誰も教えてくれなかったんだ」と心から思いました。ここに記載したことは当時の私に伝えたいことばかりとなっています。

あなたが私と同じ思いをしないためにも、是非心の片隅にとどめておいてください。

スポンサーリンク

新人教育が充実した大手企業を目指せ!!

中小企業の事をあまり悪くは言いたくないですが、中小企業に入社した場合、数週間の研修の後、待っているのはOJTという名の実戦投入のみとなる可能性が高いです。

OJTというのをはき違えている企業のなんと多いことか

「仕事は現場で覚えてね、忙しいから手取り足取り教えられないけどよろしく」みたいなことがまかり通っているのが現状です。

これは正直、建設業界全体に蔓延している悪習かもしれませんが、それでも大手ならその後の研修やフォローアップもあります。しっかりと教育されている中小企業さんもあると思いますが、それを見分けるのは困難だと思います。

ですので、とにかく中堅以上のゼネコンへ入社するために努力することを激しくお勧めします。

どんなに時代が流れていても、結局新卒の時には学歴がものをいう現実

時間的な余裕も専門学生にはないんですよね

私は専門学校卒ですが、高校の時は「世の中は技術さえ身に付ければ学校なんてどこ行っても同じ、余計なことを勉強するより専門学校にいってとっとと就職する方がいい」と完全になめ切っていました。

今あの時に戻れるのならば首根っこ捕まえてでも大学に進学させます。というのも、新卒カードを使うときに大卒か、そうでないかは選べる企業、就労条件、就職の試験対策等で雲泥の差が生じるからです。

今、高校生で専門学校に進学を考えているならばもう一度大学への進学の道はないのかを模索してください。

今大学生のあなたは、企業選びを間違えないでください。今後やばい建設会社の特徴をお伝えしたいと思いますので、インターンの際の参考にしてもらえたらと思います。

新卒採用のスタートに乗り遅れるな!!

善は急げです今すぐ行動してください。

大卒者にも言える事なのですが、特に専門学校に進学するあなたは入学してから1年もたたずに新卒の採用がスタートすることになります。「え?もう就職活動なの?何すればいいの?」とならないためにも入学直後(現在専門学校に通っているなら今この瞬間)から建設会社の新卒採用についての情報を調べることをお勧めします。SPI試験などの筆記試験が必要なこともあるのでその対策も忘れてはいけません。

ここで出遅れてしまうと致命的です。なぜならば大手の新卒採用は早ければ3月からスタートしているからです。私はこれを逃して20代に本当苦労しました。あなたには同じ轍を踏んでほしくありません。

学生の時から取れる資格は早期に取得しよう!!

社会人になるとどうしても今以上に勉強時間を確保するのが難しくなる(きっとあなたが想像している5倍以上は忙しいです)ため、そのほかの資格も出来る限り取得しておきましょう。特に満17歳になると受験できる「2級施工管理技士の学科試験」は合格しておくと実務経験を積んだ後に実地試験を直ぐ受けられるので受験しておいた方がいいです。この資格は実務に直結する特に有効な資格なので、20代の就職活動にはとてもプラスになると思います。

就職後は建築業界における基礎的な業務をなるだけ早くマスターするべし!!

少なくとも仕事の流れは掴んでほしいところです

まずは工程管理、品質管理、安全管理等の建設業に必要な最低限の能力を身に着けるためにお仕事を頑張ってください。これがすべての基礎になります。この技術の取得が早ければ早いほど今後のお仕事がやりやすくなります。

ある程度仕事に慣れたならばぜひ資格取得を頑張ってください。学生時代に2級建築施工管理技士の学科に合格しているのでしたら建築系の「大学卒なら1年」、「専門学校、短大卒なら2年」の実務経験で実地試験を受験できますので、これは最低でも20代前半には取得してください。

新卒入社した会社は最低3年頑張れ!!

最低でも2年は頑張って欲しいです

その会社の労働環境にもよるのです(それこそあまりに何十連勤する、日付変わるのが当たり前、パワハラモラハラが常態化している等のブラックならば即退職もありです)が、そうでないのならばすぐの転職はあまりお勧めできないからです。

なぜならば、新卒採用をするということは新卒何もわからない人材を育成する余力があるということです。

正直なところ、中途採用をしている会社は即戦力が求められるので「しっかりと教育する」と上辺の事は言うのですが、実際は現場に放り投げ、放置ということもあり得るからです。ですので、新卒で入社した会社は貴重な場所です。労働環境が良いならば、しばらく若しくは終身そこに出来るだけ在籍するのも有りかと思います。そして3年間真剣に勤めれば最低限の技術、若しくは知識を得る事が出来ますので、退職後にそれを糧にして成長することもできるでしょう。

そこまでいけば転職してもそのまま会社に在籍してもあなたの能力を伸ばす土台が出来上がっていますので、キャリアアップ戦略の幅が一気に広がります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。 是非とも一つの参考にしてより良い人生を送ってください。

以上、アラフォーおっさんからのお節介でした。

将来のための6か条

・新人教育が充実している可能性が高い大手に就職するべし

・就職に有利になるので大学進学を目指すべし

・特に専門学生は新卒採用のスタートに乗り遅れないように入学時から情報を仕入れるべし

・学生時代は取れる資格はとにかく取るべし

・就職後は仕事の技術、取れる資格は早めに取得するべし

・新卒採用している企業はしていない会社と比較して新人教育が充実しているので、できれば2年間は働くべし

コメント

タイトルとURLをコピーしました