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ハローワークで転職のメリット・デメリット 実際に活用した過去の体験から感じたこと

転職の体験

転職時に一番最初にお世話になるのがハローワークですよね(主に失業手当をもらう場所として)。
私も一回だけこのハローワークを利用して就職をしたことがあります。
一番最初の転職活動の時なのでもう十数年前ですが、少し前に除いた限りだと、システム的にはそう変わらないと思いますので、その時に感じたことを綴って行こうかと思います。

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メリットに感じたこと

どんなことにもメリットはある

あまり就職活動の場としていい評価を聞かないハローワークですが、それでもメリットはあります。

それは何か、簡単に3つ紹介します。

地元の企業に就職できる

これが唯一無二と言っても過言ではないメリットではないでしょうか。
リクルートやマイナビ等の大手サイトになりますと勤務地が遠方になることが多いのですが、ハローワークには地元の企業が募集をかけている事が多いため、どうしても家の近くで働く必要がある場合にはとても役に立ちます。

自己都合退職した後に早く就職したい場合

失業保険には早期就職した際に手当がもらえる制度があります。
しかし、受給するためには何点か条件があるのです。
これが厄介で、自己都合退職した場合について一ヶ月間はハローワーク、「厚生労働省が許可した職業紹介事業者※」で就職しないと手当がもらえないのです。
人によっては十数万支給されるので、早く就職してそれが欲しい人はハローワーク等を利用するしかないです。

ただ、それは自ら就職活動の幅を狭くしてしまう行為なので、気にしすぎて不利な転職を進めないよう注意してください。

※厚生労働省が許可した職業紹介事業者:有名どころですと「(株)エン・ジャパン」や「(株)マイナビ」が該当します。こちらに記載されている企業以外で就職するときは特に注意しましょう。

・未経験の職業でも転職しやすい

全くの畑違いの業界に未経験で転職する場合に有利になる可能性があります。

以前勤めていた会社も、最初ハローワークのみに求人を掲載していたころは経験者の応募はほぼありませんでしたが、リクナビに求人を出すと経験者の応募が増えた事があります
恐らく、経験者の場合は待遇面などが優遇されるリクナビなどの転職サイトを利用する傾向があるのでしょう。

そうなると、リクナビ等で如何に「未経験可」と謳っている求人があったとしても、高い掲載料を払っているため経験者を優先的に雇用するのは仕方ない側面があるからです。

そのため、まったくの未経験で異業種に転職する場合、ハローワークを経由した方が有利になる可能性があります
ただし、待遇面で不利になる可能性がありますので、就職先によってはキャリアアップのための経験と割り切ることも必要かと思います。

因みに、異業種の転職の場合、年齢はどうしてもネックになることも考慮しておきましょう。

デメリットに感じたこと

デメリットについては2点あげましたがそれは共通していることがあります。
掲載料が無料のため求人が玉石混交となっている所です。
次から中身を具体的に上げていこうと思います。

・求人票について

最近になり求人票の書式が変わり情報量が多く記載されるようになったようですね。
でも、きな臭い求人が今も昔と変わらずとても多いように感じました。

特に応募要件は不問と書いていますがこれは特に注意が必要です。
以前勤めていた会社の社長に聞いた話なのですが、実はハローワークに出す時に募集資格に制限を設けると弾かれてしまうらしいのです。
なので裏条件なるものが存在し、経験者や年齢で弾かれる事があるそうです。
またから求人と言い、募集してないのに求人票だけ残っているなんて事例もあります。

・ブラック企業に当たる可能性が高い

ハローワークは無料で求人票を出せるため、求人に費用をかけられない従業員数が少ない企業が大半を占めています。

その全てとは言いませんが、その企業のコンプライアンスは低い可能性が高いと思われます。

また、事業規模があまりに小さいため転職口コミサイトでも情報を仕入れられない事が多々あります。
面接時はオフィスで行うことが多いともいますが、よく中を観察してブラック企業の匂いを感じ取りましょう。

まとめ

自分が過去にハローワークを利用した時の実感として、ハローワークを利用して就職するのにお勧めな方は

〇未経験の業種に転職を希望している人
業界の経験がまだ浅く(1年未満)実務経験が足りていない人

となります。

キャリア形成の足がかりとしては利用する価値があるのではないでしょうか。

それでやまた別の機会でお会いしましょう。

川崎の眼鏡おやじでした。

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