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クロスに隙間発見! 誰でもできる自分で直す方法をお伝えします!

DIY体験記
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1.事象の説明

先ずはクロスの隙間がどうして出来るのか簡単に押さえておきましょう。

建築で使用されている材料は湿度や室温などの変化で伸び縮みしています。
その繰り返しによってクロスの継ぎ目や部屋の角に隙間が生じてしまうのです。

お部屋の使用環境や、部屋のある方位など様々な要因で起こる自然現象なので、ずーっと何も起きない箇所があれば、築数カ月でも発生してしまうことがあります。

基本、保証内であればアフター工事にて無償で対応してもらえると思うのですが、保証期間が過ぎた場合は有償の対応となってしまいます。

2.放っておくとどうなるのか

この隙間を放っておくと、そこからクロスが剥がれてしまう可能性があります
その為、出来るだけ隙間をふさいでおきたいのですが、有償工事ともなるとそれなりに費用が掛かってしまいます。
ただ、目安として0.2mm程度の隙間でしたら簡単に補修をすることが出来ますので、是非今回ご紹介する方法で補修をしてみてください。

3.ビフォーアフター

これから紹介する方法で補修すると次のような仕上がりとなります。

壁の角部分の隙間

before

after

壁のクロス継ぎ目の隙間

before

after
※場所が分かりやすくするため下の方の隙間を残して撮影しています、

どうですか?隙間が目立たなくなっていると思います。
この程度でしたら誰にでも出来るようになりますので、是非トライしてみてくださいね。
私の妻もすっかりとやり方をマスターし、暇があれば隙間埋めをしています。

4.必要なもの

この隙間を埋めるのに必要な物は次の通りです。

〇ジョイントコークM

これはクロス用のコーキングです。主に壁の隅に生じた隙間に適したコーキングとなります。注意が必要なのがジョイントコークには「M]と「A」の2種類あることです。

「ジョイントコークA」はツヤと粘着性があります。
そのため、汚れが付きやすく光沢があるため、隙間埋めやクロスのつなぎ目に使用すると少し目立ってしまいます。
ただ、粘着性があるため、クロスがめくれてしまったときの補修に使用することが出来ます。

「ジョイントコークM」ツヤ消しで粘着性が低く作られています。
そのため、隙間埋めやクロスの継ぎ目に使用する場合はこのジョイントコークMを使用することをおすすめします。

ワンポイントアドバイス

ジョイントコークの色ですが、白い壁紙なのでホワイトを選ぶ方が多いと思います。
しかし、クロスは経年によって汚れなどが付着してしまっているため、ホワイトを購入すると逆に目立ってしまうことがあります。
そこでお勧めなのが「ライトアイボリー」です。
この後の作業にはライトアイボリーを使用していますのでご覧いただけると分かるのですが、若干色があるものの、ほぼ白色なのでよくクロスになじみます。
ぜひご参考ください。

今回使用しているライトアイボリーです。

〇スポンジ

100円均一のキッチン用スポンジで大丈夫です。これを使用しクロスに余分についたジョイントコークを拭きとるのに使用します。

〇ウェットティッシュ(タオルでも可)
汚れた指等を拭きとるために使用します。こちらも100円均一でもいいでしょう。
タオルを使用する場合は都度洗わないとジョイントコークが取れなくなりますので注意してください。

〇バケツ
ジョイントコークやスポンジやタオルを洗うために使用します。

5.直し方

それでは早速、直し方をお伝えしていきましょう!!

1:ボンドコークの先端を切る

正面から見るとこんな感じです
横から見るとこんな感じです

コークボンドの先端を斜めに切りましょう、30度くらいの角度を意識すると上手に切れると思います。
あまり大きく切りすぎるとコークが出すぎてしまいますので、慣れないうちは少しずつ切っていきましょう。
目安としては穴の大きさが幅1mm、長さ2mmくらいになるように切ります。

2:ボンドコークを充填する

隙間や角に合わせてボンドコークを充填していきます。
チューブを動かしながら充填していきましょう。
少ないときは補充すればいいだけなので、出しすぎないように注意します。

3:ボンドコークを刷り込む

充填したコークボンドを指で刷り込むように伸ばしていきます。
30cm程伸ばしていくと、指にコークボンドがついてきますので、その都度タオル等で拭きとります。

4:スポンジでクロスについたボンドコークをふき取る

スポンジを濡らし、しっかりと水を絞ってから(これが甘いと床がビショビショになってしまいます)クロスについたボンドコークを拭きとっていきます。
こちらも指の時と同様に、3~40cm程拭きとったらバケツの水で洗い流しましょう。
また、強く押し当てすぎるとせっかくのジョイントコークがすべて取れてしまいますので、優しく拭きとってください。
角を拭きとるコツとしては写真のようにスポンジを折って使用しましょう。

おまけ

〇壁紙の継ぎ目も同じように直すことが出来ます。

ジョイントコークを充填して

指で刷り込んだ後に

優しく拭きとります

ボンドコークAを使用してめくれてしまったクロスを治すこともできます。

めくれてしまったクロスに

ジョイントコークAを塗って

指で押さえてスポンジで仕上げます。

6.おわりに

どうでしたか?上手に補修することは出来たでしょうか。
やってみると意外と簡単に治ったのではないでしょうか。
コークボンドを使用すれば巾木の上や窓枠周りの隙間など、クロスとぶつかり合う箇所にならどこでも応用できますのでぜひ試してみてください。

それれではまた別の機会にお会いしましょう。

川崎の眼鏡おやじでした。

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