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相見積もりの見方について

建設業界のここだけの話

業者の選定する際のアドバイスの中には大抵「相見積もりをとりましょう」と書いてありますが、結局安ければしっかりとした施工をしてもらえるのか不安だし、高いところはぼったくりなのかも知れない。じゃあ間を取るのが正解なの?と色々迷う所だと思います。

そこで今回は相見積もりを取った後に見るべき点について業者の立場からお伝えできればと思います。

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1見積もりの確認方法

⚪︎まずは相場を知る

建築の見積もりは「人工(職人さん」+「材料費」+「諸経費」から成り立っています。そこに会社の利益が出されるわけです。それぞれの相場ついては下記の通りとなります。

・人工:3万〜4万円前後

職種などにもよるけれど大体この範囲でおさまってくるはずです。

・材料費:ケースバイケース

グレードやメーカーによって千差万別、相場は合ってないようなものです。ただ、業者に商品名や品番などを聞いてインターネットで検索すれば大抵の定価は分かります。建築資材に限ればモノタロウというサイトがとても参考になるのでオススメです。

・諸経費:全体の金額化の2割程度

ここに利益を計算する業者もあります。全体的なバランスを見て確認するといいでしょう。

⚪︎一式表記について

業者によっては「一式表記」と言って一式でいくらになるかを出す事もあります。「材工」表記と言ってようは上記の「人工+材料費」をまとめた金額なので、そのような見積もりをもらった時は「職人さんは何人で工事する予定ですか?」「材料は何を使う予定ですか?」と確認をしましょう。

その上で上で調べた相場に沿っていれば問題ないと思います。

2確認してほしい事

さて、よく見積もりを見ていくと同じ工事でも業者によって内容が、違っているはずです。個人的に確認してほしい点を挙げて行きたいと思います。

・極端に安い、高い業者は弾く

当然といえばそうですが、極端な金額を掲示する業者はまぁ極端な施工する事が多いです、中抜きが激しかったり下請け叩きを行っていたり。そのような会社がまともな工事をできるとは思えませんので最初に弾くべきでしょう。

・養生、清掃は見込んでいるのか?

「何を当たり前の事を言っているのか」とお思いでしょうが、意外にここが適当な業者はたくさんあります。見積もりに出ているのでしたら問題ないですが、その項目がなかったら営業確認をしてその回答をしっかりメモ(日時と内容←ここ大事)しましょう。

・必要のない工事項目が記載されていないか?

業者の見積もりを見ているとさりげなく余計な項目が追記されている事なさがあるそうです。また、故意では無くても同じ内容の工事が重複する事もあります。何か疑問に感じたなら確認しましょう。専門家に相談するのも一つの手です。

3業者の選定

ここまで確認取れたのならあとはフィーリングです。会社の相性はとても大事だと思いますので、是非気に入った施工店で工事を頼んであげて下さい。

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