こんにちは。
「DIYを始めたいけれど何買えばいいの?」とお困りの方に、最初にそろえるといろいろ捗る工具を12選とあると便利な工具を+αでご紹介します。
100均で十分なものからホームセンター等で揃えたらよい物そして選び方等をお伝えしていきますので是非ご参考ください。
それでは行ってみましょう!!
100均でそろえる物
まずは100円均一でそろえても十分なものからご紹介します。
100円均一は物によってはとても使えるものがあります。
しかし、構造が複雑だったり精密さが必要だったりする工具を購入するのに向いていません。
そんな中で、「これは100円均一クオリティでも大丈夫」と思うものを選びましたのでご紹介します。
1カッター
定番中の定番のアイテムですね。カッターにはダイヤルロック式とオートロック式の2種類があります。個人的におすすめはダイヤルロック式です。ダイヤルロック式はカッターの刃をネジでしっかりと固定することが可能なため、力を入れた際に刃が動かないので作業がしやすいからです。
2定規
こちらも100円均一で十分です。直線を書いたり、カッターで切るときに添えたりしますので、金定規があればベストですが、なければ通常のプラスチック製でも大丈夫です。その時は出来るだけ厚手の物を購入しましょう。
3六角レンチ
参考画像で載せていますが、この六角レンチも100円均一で購入した物とそうでない物の差があまりないので、無理に高い物を購入する必要はありません。出来れば、リングに取り付けられているタイプではなく、上記のように一本一本収納されているタイプの方が便利に使えるのでお勧めします。
4ハンマー
正直な所、このご時世に釘を打つことはほぼない(ビスの方がしっかりと固定できます)ので、用途としては部材の叩き込みが主になります。そこまで強度は求めないので100円のゴムハンマーがあれば良いでしょう。
ホームセンター等でそろえる物
ここからはホームセンターやネット通販で揃えるのをお勧めする商品となります。
やはり100円の物には無いクオリティとなっておりますので買って損はない品々です。
5ドライバー
ドライバーは100円で購入しても良いか少し迷いましたがこちらにしました。100円均一で購入したドライバーも使用したころがあるのですが、どうもグリップ力が足りないのです。そこまで高いものでなくてよいので、しっかりと力が伝わるようにホールド感が合うドライバーを選びましょう。
因みにこのタイプは私が普段使いで使用しているドライバーと同系統のものとなります。手で包み込むように握れるのでとても力が入りやすいです。
6メジャー
メジャーも100円均一で購入するのをおすすめしません。特に「爪」という長さを図るときに引っ掛けたり突きつけたりする箇所が100円均一の物だとすぐに狂ってしまうからです。
なお選ぶ際のポイントは次の4つです。
〇測れる長さ
様々な長さが用意されていますが、個人的におすすめなのは5.5mの長さとなります。これだけの長さであれば一般家庭で使用する大体の物が一回で測れますし。それ以上の長さにしても3~4回程度で計測することが出来ます。
〇JIS1級品の物を選ぶ
これは国が定める品質に合格した者に付けられるマークとなります。メモリの誤差が基準値以下となるので、物を計るメジャーにとっては欠かせないマークとなります。
〇メジャーの幅
メジャーの幅にはいろいろあり、6mm~27mmまであります。
因みにメジャーの幅が狭いと軽く扱いやすいですが伸ばした時の強度が弱くすぐに折れてしまいます。特に高さを測るときに不便です。逆に広すぎると強度は上がりますが重く大きくなり扱いづらくなります。
DIYで使用するのでしたら幅16mmが程良いかと思います。
〇固定方法
メジャーを伸ばした時に固定する方法にもオート式とロック式があります。
オート式は伸ばした後に手を放しても自動で戻らず、ボタンを押すと戻るタイプ。
ロック式は逆に伸ばした後に手を離すと戻ってしまい、ロックを下すと固定するタイプとなります。
これは完全に好みの問題となりますが、個人的にはロック式の方が出し入れするのがやりやすいです。
7ラチェット
モンキーレンチのようにいちいち外して回さないでボルトに通したまま締め付けることが出来る優れものです。インパクトドライバーの入らない箇所のボルト締めに大活躍すると思います。いろいろな種類がありますが、下記のメガネラチェット2本を購入すると8mm、10mm、12mm、13mm、14mm、17mm、19mmの大きさのボルトに対応できるので、お勧めします。
8水平器
やはり精密機器を100円で買うと狂いが出てきます。その為、水平器もしっかりと購入しましょう。丸い物や角でも抑えられるようにV形に彫があるものを購入しましょう。磁石の機能が付いているとさらに使いやすいと思います。大きさは20CM程度の物が使いやすくて良いかと思います。
9のこぎり
のこぎりは木と鉄の両方が切断できるように2種類用意しましょう。
〇木のこぎり
折り畳み式が保管にも便利なのでおすすめです。替刃式ならば刃がだめになってもお得に交換できますので便利ですよ。DIYで使用するなら縦引き横引き両方できる万能型ののこぎりを購入しましょう。
〇金のこぎり
私が実務でも愛用しているピラニア刃替刃式のスタンダートがお勧めです。
この1本でステンレスパイプまで切断することが出来ます。
また、最初の1本に替刃式スタンダートを購入した後、ミクロ替刃を購入すれば使用箇所により付け替えが可能となりますので作業性が上がります。
10曲尺(かねじゃく)
この工具は一本で直角の線が引けるうえに60度45度30度の角度の線も引くことが出来る優れものです。使い方については追々このブログでもお伝えしようと思います。
11インパクトドライバー
こちらについては別記事を上げていますのでそちらをご覧ください。補足として持っていたほうがいいビット(先っぽ)についてお伝えします。
〇プラスビット
インパクトドライバーの王道ですね、様々なネジ、場所に対応できるように短い物、長い物が用意できるようセット物を用意すると便利です。また先端の角度を変えられる物を用意すると作業の幅が広がりますよ。
〇六角ビット
ボルトを締めるために使用します。こちらも様々な大きさのボルトに対応できるようセットとなっている物を一つは持っていたいです。その後、必要に応じて買い足していきましょう。
〇木工用ドリル
下穴開けに用意しておきたいビットです。締めるビスに合わせて大きさを変えないといけないのでこちらもセット物を用意しましょう。
12軍手
手の保護に欠かせない軍手。麻布にボツボツの滑り止めのついている軍手を思い浮かべる方も多いかと思いますが、それだと手にフィットしないので、作業がしにくいのではないでしょうか。
そこでお勧めなのがこのタフレッドです。私も愛用しておりますが、はめると手にしっかりとフィットしますので素手の時と同じように作業が出来ます。しかも、手のひら全体に滑り止めがありますのでグリップ力も高いです。是非おともにしてください。
番外編(なくてもいいけれどあるととても便利な工具たち)
工具入れ
こちらは100円の物で十分ですので用意しておくと整理するのに便利です。
モンキーレンチ
なんだかんだボルト固定の補助的な役割にもってこいですので1本あると作業の幅が広がります。
モンキーレンチも100円均一で売っていますが、100円の物だと固定が甘くすぐに幅が広がってしまうので実用的ではありませんのでしっかりとしたものを購入しましょう。
また、長すぎると狭い場所の作業性が低く短すぎると力が入らないので、20~30CM程度の物が良いと思います。また、握るところもある程度の太さがあると扱いやすいのでおすすめですよ。
プライヤー
こちらは物を挟んで固定するときなどの補助や、溝がつぶれてしまったビスの取り外し等に便利な工具となります。ウォーターポンププライヤー(職人さんはカラスと言っています)が1本あるだけでいざというときにとても頼りになるやつです。
ボルトクリッパー
これがあると金網の加工などにとても便利ですので余裕が出ましたら購入してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
こちらで上げた12選の工具を持てば、たいていのDIY作業に対応できるはずです。
是非素敵なDIYライフをお送りください。
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