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4回転職をした経験から伝えたい。転職に悩んでいるあなたへのアドバイス

転職の体験

この記事にたどり着いた方はいま転職すべきかどうか迷っている人だと思います。

今ではだいぶ転職の壁も低くなりましたが、それでも人生における重大イベントであることは変わりなく、私自身も転職するべきかどうか悩んだ時期があります。

一個人としてどのような境遇で転職してきたか、また、その経験を踏まえ私の考えをお伝えしたいと思います。少しでもあなたの決断の参考になれたらうれしいです。

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私が転職した理由

ちょっと長くなってしまったのでポイントだけ先に押さえておきます。興味がある方はご覧ください。

まとめ

1回目を転職理由:否応なしに転職活動をしなければならない状況となってしまった。
2回目を転職理由:本当にやりたいことがあったから。
3回目の転職理由:お金に困ったから
4回目の転職理由:ドブラックの中小企業を辞め大企業に就職したかったから

まぁ人生いろいろあります。

1回目:新卒で入社した静岡県の会社

こちらはプロフィールにも書いていますがもう少しだけ付け加えます。

当時は朝7時に出社し20時帰宅、休みは日祝、盆暮れ正月しかない日々を送っていました。
仕事の主な内容はトラックを使っての資材の運搬、静岡県を東へ西へ駆け巡っていました。
事故はそんな時に置きました。完全なわき見運転でした。気づいたときにはベンツのおしりが目の前に迫っておりブレーキを踏むも間に合いませんでした。法定速度は厳守していましたので、けが人等がなかったのが不幸中の幸いでした。事故の後専務に呼ばれて「運転ができないのではこの商売はできないよ」と実質的なくび宣告を受けた次第です。

つまり1回目を転職した理由は、否応なしに転職活動をしなければならない状況となってしまった。ということになります。

2回目:グットウィル

私は建築業界で働くことをあきらめきれないでいました。その為、腰掛のために働いていたのがこのグットウィルでした。仕事を好きに入れられて勉強時間を確保できるのでとてもよかったと思います。ここで培った対人スキルはその後の人生にも間違いなくプラスに働いています。でも、本当にやりたい仕事はここではなかったのです。その為、目標としていた資格を取ったのち直ぐに転職活動をすることになります。

つまり2回目を転職した理由は本当にやりたいことがあったからとなります。

3回目:改修工事の施工会社

資格を携えハローワークの求人募集で応募し採用された会社でした。短い人生で2番目に長く働いた会社になります。社長以下片手で数えることが出来るくらいの従業員がいた小規模の会社でした。とにかくワンマン社長で自分の言うことは絶対、怒号が常に飛び交う会社でした。今思うとよく5年も勤めたなと思います。

そんな会社を辞めるきっかけになったのは減給処分を受けたからでした。特に会社に被害を与えたことはありません、仕事ができないからという理由で減給処分を受けました。それにより何が起きたかというと、借金の返済がきつくなったのです。ついには消費者金融にまで手を出してしまいました。このままではだめだ、と思いもっと手取りの多い会社に転職を決意しました。

つまり3回目の転職理由はお金に困ったからということになります。

4回目:鉄骨アパートの新築会社

こちらは、リクルートキャリア経由で転職した会社でした。こちらもプロフィールで少し触れていますが、とにかくここは今まで勤めていた会社がかわいく感じるほど激務だったのです。人生で100連勤する日が来るとは夢にも思いませんでした。夜の11時近くまで働くことはざらで、車の中や近くのビデオボックスで寝泊まりする事になったのです。そこで社長に言われたひとこと「お前使えないな」。何言っているんだこのおっさんと心の中でスッと何かが抜け落ちるのを感じました。この会社のために働くのが馬鹿らしくなったのです。そしてその社長からのお呼び出し、そこからはとんとん拍子に話は進みました。自分からも退職の意を伝えるつもりでしたし、その時には1級建築士の資格も取得していたので何も怖いことはありませんでした。そして誓ったのです、もっと大きな会社に行かないとダメだ中小企業じゃ体がもたない、と。

つまり4回目の転職理由はドブラックの会社を辞めたかったからと大企業に就職したかったということになります。

転職をしてきた私の経験上お伝えしたいこと

本気で転職したいあなたへ

どうでしたでしょうか、改めて振り返ってみるとそれぞれ転職した理由が違っていて面白かったです。そんな私が転職を繰り返して感じたことがあります。

それは転職をするなら“明確な理由(意思)とキャリア形成をするビジョンを持つ必要がある”ということです。一つずつお話しします。

明確な理由(意志)

転職活動は想像以上に難しいことです。そのため、これだけは譲れない条件を絞り込む必要があります。それはなぜかというと、すべての理想を実現する会社は存在しないからです。もしそのような会社に勤めたいのなら自分で起業するしかありません。ですので、これだけは譲れない明確な転職理由(意志)を持つことが必要だなと思いました。

キャリア形成のビジョンを持つ

転職を繰り返して感じたことのもう一つは、転職というのは自分の力を高める行為でもあるということです。
あなたにもいままで従事してきた会社で得た能力は必ずあるはずです。それは転職するにあたり必ず武器となります。

私の場合は

最初の屋根の会社で職人さんとのコミュニケーションを学び、次のカードの受付では会話術を学び、次の改修工事の会社では工程管理や品質管理などの工事に必要な知識を学び、次の鉄骨アパートの会社では忍耐力と実行能力を身に付けました。また、その間に有益となる資格取得もしてきました。
そして現在の会社ではその全てが生かされる職務をしています。

あなたも是非キャリアを振り返り自分の武器を見つけてください。

ブラック企業に勤めているあなたへ

もしもあなたがブラック企業で働いていて、倒れそうなくらいになっているのでしたらいち早く転職をしてください。あなたを守れるのはあなた自身です。周りを気にしている余裕はあなたにはないはずです。同僚を裏切りたくない、会社や取引先に迷惑がかかる、辞めるなと強く引き留められる……いろいろなことを考えるでしょうが、それは一時の感情に過ぎないのです。その人たちはあなたを本当の意味で守ってはくれません、あなたを一生守れるのはあなた自身です、あなたを一番大事にできるのはあなただけです。ブラック企業に勤めていた私が保証します。今辞めても想像しているよりはるかに周りに影響はありません。

責任感が強いんですよね、でも一番大事な責任は自分の命を守る事なんですよ?

なんとなく転職を考えているあなたへ

転職は正直そんなに甘いものではありません。隣の芝生は青く見えるとよく言いますが、その程度の覚悟で転職するのはお勧めしません。
今の会社で頑張る、というのも一つのキャリアを積むことになります。

地に足をつけ、過去を振り返り未来を見つめて本当に転職が自分の人生において必要なことなのか、をよく考えてください。それからでも遅くはないと思います。

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